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株ニュース

No.471 「そろそろ戻してこないと年末期待が剥落していく」

2018/11/19

週末のNY株式はNYダウとS&P500は上昇。
NASDAQはエヌビディアの下落が響き小幅に下落。
エヌビディアは18.8%。
前日発表した第4四半期の売上高の軟調が嫌気された。
通貨のマイニングブームが終息したことが背景。
フェイスブックは3.0%下落。
2016年米大統領選のロシア介入疑惑などへの批判をかわすため外部企業を採用したとのニューヨーク・タイムズの報道が懸念となった。
週間ベースでは、S&P500が1.61%、NYダウは2.22%、NASDAQは2.15%の下落。
「FRBのクラリダ副議長が米金利についてFRBが中立金利と見なす水準に近づいているとの見方を示したことも株式市場の支援材料」という声も聞こえる。
またトランプ大統領が「中国が貿易合意を求めており、同国に追加関税を課す必要がなくなる可能性がある」とコメントしたことも好材料視された。
10年国債利回りは2週間ぶりの水準に低下し一時3.06%台。
「パウエル議長、クラリダ副議長、カプラン地区連銀総裁の3人が国外の経済情勢のネガティブな部分に言及。
3人ともかなり似たような文言を使ってFRBが世界経済の成長が政策に及ぼす影響について懸念していることを示した」との解釈だ。
ドル円は112円台後半。


週末は1円高で寄りついたものの続落。
NYダウが200ドル超の上昇でも日経平均は123円安。
15日まで続いた前日比プラス・マイナスの繰り返しは12日で途切れた。
値上がり607銘柄、値下がり1,442銘柄。
米半導体株の時間外取引での下落が響きハイテクセクターが軟調。
米エヌビディアの半導体販売見通しに慎重だったことが嫌気材料。
「今度はNVDAショックの様相。グロース株への警戒はまだまだ強い」という解釈だ。
日経平均は週間では約569円(2.6%)の下落。
週足では3週ぶりに陰線。
TOPIXは2.6%安。
東証マザーズ指数は4.2%安で3週ぶりの反落。
日経ジャスダック平均は3.0%安で3週ぶりの反落。
東証2部指数は0.7%安。
「米国市場は22日が感謝祭で休場。
東京は23日が祝日で3連休というスケジュール。
市場の空白は嫌われる」という見方もある。
騰落レシオは86.03。
新高値15(前日7)、新安値169(前日154)では感覚は土砂降り。
NT倍率は13.30倍。
松井証券信用評価損率で売り方▲7.469%。買い方▲15.017%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損率速報で売り方△9.96%(10月29日の△10.13%がバッケンレコード)
買い方▲22.87%。
空売り比率は46.1%で34日連続40%超は今年最高。
空売り規制なし銘柄の比率は5.8%。
日経HVは24.8、日経VIは22.60。
日経平均株価のPERは12.21倍。EPSは1,775円。
シカゴ225先物終値は大証日中比95円高の21,745円。
高値21,910円、安値21,490円。
25日線(22,030円)からは1.8%、200日線(22,326円)からは2.9%のマイナスかい離。
週末は5日線(21,882円)で頭を押さえられた格好だ。
勝手雲の下限は21,829円、上限は22,011円と薄くなっており20日に白くねじれているのが期待感。
気学では「上放れ売り。下寄りは見送り」
火曜は「人気弱く押し込んでも戻す日。悪目買い良し」
水曜は「押し目買いの日。後場へかけて急伸することあり」
木曜は「逆行日。大いに高ければ売り。安ければ買い良し」
そろそろ戻してこないと年末期待が剥落していく。

週末の日経「スクランブル」の見出しは「年末高、格好の売り場か」
論旨は「長期的な上昇相場の終わりを示唆するサインがちらつく。
大方の予想通り年末高となれば、それはこの先少ない売り場になる可能性がある」
日経平均の10月の下落率は9.1%。
ブレグジットの2016年6月の9.6%以来の水準。
そしれ明確に52週線を下回ってきた。
26週線との差は約100円でデッドクロスの可能性も出てきた。
2016年12月にはゴールデンクロスしてから約2年でのデッドクロスになるかも知れない。
一方で101週間連続で26週線が52週線を上回ってきた記録。
これは1990年5月までの104週に次ぐ記録だという。
結論「日本株の弱気相場入りが近いのなら、年末高の局面は格好の売り場になるだろう」
しごくもっともな論旨に見えるが、どこかに違和感がある。
まず年末高になるのかどうかという問題。
仮定の話を装っているが、どうも決め打ちチック。
一方で本当に年末高になるのなら、デッドクロスはしないだろう。
今日からの展開が決めることを既定路線で論じてはいけないとは思うのだが・・・。
むしろ104週継続の26週線元気が105週になって欲しいものだ。

昨日の秩父宮での大学ラグビー対抗戦。
明治対帝京は8年ぶりに23-15で明治の勝ち。
5勝1敗で明治・帝京が並んだ。
早慶は4勝1杯で並んでおり優勝戦線は23日の早慶戦の結果如何になる。
となると12月2日の秩父宮の明早戦が久々のキーポイント。
因みに帝京の黒星は2015年の筑波戦以来のこと。
対抗戦8連覇、大学選手権10連覇への挑戦は続くのかどうか。
市場にも何か変化があるのかも知れない。


NYダウは123ドル高の25,413ドルと続伸。
NASDAQは11ポイント安の7,247ポイントと反落。
S&P500は6ポイント高の2,736ポイントと続伸。
ダウ輸送株指数は31ポイント安の10,583ポイント。
SOX指数は1.17%の下落。
3市場の売買高は81.8億株。
CME円建ては大証比95円高の21,745円。
ドル建ては大証比105ポイント高の21,755ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比110円高の21,760円。
ドル円は113.31円。
10年国債利回りは3.064%。

225先物はアムロ・モルスタ・ソジェン・パリバ・ドイツが買い越し。
野村・大和・HSBC・GS・SBIが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・JP・クレディ・GSが買い越し。
メリル・モルスタ・ソジェン・バークレイズが売り越し。

テクニカル的には中外薬(4519)、クボタ(6326)、
SANKYO(6417)、アマノ(6436)、QBネット(6571)、
インタアクション(7725)、平和堂(8276)、京王(9008)、
近鉄(9041)、上組(9364)が動兆。

月曜前場は東証アローズでストボの実況代打ち。
放送・セミナーの11連戦スタート。
今年の秋の山場を乗り切らなくてなはらない。

https://www.stockvoice.jp/

◇━━━ カタリスト ━━━◇
イグニス(3689)…動兆。
イグニスに注目する。
同社はスマホ向けアプリを企画、制作、運営が中核。
ソーシャルゲームや無料アプリ配信、婚活サイトも運営している。
婚活サイト、VRアイドル事業に期待感。
今9月期は復活感。
(1,366円)

チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=3689

◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
10/31☆エスクローAJ(6093)471円→473円 堅調
11/01◇アールビバン(7523)798円→878円 タッチ
11/02◇CAP(3965)3,500円→2,939円 タッチ
11/05◆アドソル日進(3837)2,200円→1,875円 ロスカット
11/07★シナネン(8132)2,684円→2,614円 調整
11/08★RPA(6572)17,240円→16,290円 調整
11/09★アクアライン(6173)2,755円→2,455円 調整
11/14★アドソル日進(3837)1,970円→1,875円 調整
11/15☆ラクオリア(4579)1,055円→1,081円 堅調
11/16★PCI(3918)2,671円→2,640円 調整

 

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