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寄前「ダメ押しから反転モード」

2018/10/16

サウジ問題でソフトバンクが標的となり指数は全滅といった週明け。ドイツのバイエルン州議会選での与党敗北、イタリアの予算案提出、そして為替報告書提出。しかし下げの本尊は「消費増税実施宣言」。消費税を上げれば株は下がるという単純な構図もわからないようだった。
黒田日銀総裁がインタビューで金融緩和の出口戦略に言及したことも悪材料。東京市場を坊主という気はサラサラないが「坊主憎けりゃ袈裟まで憎し」という印象だ。「すっきりするまでシャンプーとリンスの繰り返し」という表現よりも感覚的に合うようだ。

値上がり銘柄223、値下がり銘柄1,852。新高値12銘柄、新安値258銘柄。騰落レシオは94.49まで低下した。空売り比率48.2%は「そろそろ」の領域。日経平均のPERは12.84倍と9月12日以来の13倍台割れ。
PBRの1.19倍も同様だ。EPSは1,734円だ。もっとも400円超の下落とはいえ窓を空けなかったのは救いかも知れない。

25日線(23,352円)は下がってきたが乖離はマイナス4.6%。200日線(22,504円)は下抜けた。一目均衡の雲下限(22,247円)で下げ止まったのは意地だったのだろうか。NT倍率は13.29倍。

松井証券信用評価損益率で売り方▲8.401%。(前日▲9.861%)。買い方▲12.713%(前日▲11.741%)。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲1.24%(前日▲5.94%)。8月17日がプラス2.16%だったがプラスは反転の兆しでもある。買い方▲20.09%(前日▲19.32%)。こちらも7月5日の▲25.53%に接近。新興市場のダメ押し反転に期待という見方もできる。空売り比率は48.2%。

バッケンレコードは3月23日の50.3%。3月2日が48.8%、8月13日が48.5%だった。いずれにしても10日連続の40%超えだ。
日経VIは27.71と上昇した。ちなみに日銀のETF買いは6日連続。6月22~29日以来の6日連続となる。9月が少なかった分の帳尻合わせはできるものだ。

シカゴ225先物終値は大証日中比75円高の22,265円。高値は22,590円、安値は22,030円。ボリンジャーのマイナス1σは22,680円。マイナス2σが22,009円だ。

気学では「押し目のにある時は買い気盛り上がる」。ダメ押しから反転というモードは気のせいだろうか。

 

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