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寄前 「戻り試し」

2018/10/15

週末の東京市場は下落のあとに反発。推定SQ値22,313円75銭を終始上回って推移し「下に幻のSQ」となったのは好感される。
「安寄りして高値圏での終わりというのは悪くない。反発の条件は日足の連続陽線か大陽線」という見方だ。

値上がり1,130銘柄、値下がり926銘柄。後場に地合いが改善する中で値上がり銘柄は増加した。週間では1,089円超の大幅安。週足は2週連続の陰線。10月第1週の外国人投資家は3週連続で買い越し。買越幅は今年最大で昨年10月第4週(6,702億円)に次ぐ水準。3週合計の買越金額は1兆2,299億円となった。NT倍率は13.33倍。

騰落レシオは96.34%と低下。25日線(23,364円)からは2.9%のマイナスかい離。200日線からは0.8%のプラスかい離。200日線(22,507円)を割り込まなかったのが週末の反発につながったという声もある。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.861%。買い方▲11.741%。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.94%。買い方▲19.32%。空売り比率は44.4%で9日連続の40%超。日経VIは25.42%。

日経平均のPERは13.05倍で(前日13.08倍)、EPSは1,739円と増加。PER13倍割れ水準はまたリバウンドゾーンとなった。今回空けた窓は2つ。10月10日~11日の23,373円~23,051円。そして10月5日~6日の23,730円~23,442円だ。少し長い目で見ると13週線(22,910円)は下抜けた。
26週線(22,692円)と52週線(22,506円)はサポートだ。24カ月線21,109円は遥か下。

一目均衡の雲の上限(22,573円)は一時下抜けたものの再度雲の上に復活。勝手雲の下限(23,239円)はまだ遠い。まずはボリンジャーのマイナス1σ水準22,710円奪還が必要だ。75日線(22,727円)と同水準となる。

シカゴ225先物終値は大証日中比100円安の22,550円。高値は22,755円、安値は22,215円。大証夜間取引終値は日中比80円安の22,570円。

市場からは「乱高下しながらも戻りを試す展開か」との声。気学では「戻り売りなれど下寄りし突っ込んだら見送るべし」。火曜は「押し目にある時は買い気盛り上がる」。水曜は「前後場仕成を異にする。但し後場大引け安は買い」。木曜は「変化を起こす重要日」。金曜は「高下激しく波乱する日」。やはり「下げなきゃ株は上がれない」なのだろう。

 

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