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寄前「22,000円攻防戦」

2018/08/16

寄り付き付近は売買交錯でプラス展開もあったが上海株安を背景に売り一色の展開。前日の500円高の反動に加え夏季休暇の影響での売買薄も後場の下落に拍車をかけた印象。ニクソンショック47周年という指摘もあった。

「日経平均は151円安だから常識的な反動安の範囲内。日経平均が0.68%安、TOPIXが0.76%安とTOPIXの方が弱いのは相変わらず」という見方。
「東証1部の売買代金は2兆402億円。8月に入って最低水準となった。株価は乱高下して騒々しいが、商いだけ見ればお盆休みシーズンらしい風景」という声も聞こえる。

23日が米国の対中追加制裁関税の発動日。そしてジャクソンホールの開催。トルコは21日から24日まで大型連休というスケジュールはややこしい。

値上がり銘柄数は422(前日1,795)、値下がり銘柄数は1,618(前日264)。新高値銘柄数38(前日23)、新安値銘柄数189(前日148)。
騰落レシオは96.40まで低下した。25日線からは1.3%のマイナスかい離。200日線からは0.8%のマイナスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.618%。買い方▲12.834%。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.00%(前日▲4.73%)。あと一息でプラスだから底打ち間近とみたいところ。買い方▲22.09%(前日▲21.34%)。Quick調査の8月10日時点の信用評価損率はマイナス11.93%と2週連続の悪化。同時点の裁定買い残は87億円減の1兆5,311億円(2週連続減)。同裁定売り残は97億円減少の6,714億円(4週連続減)。空売り比率は45.4%で13日連続40%超。

日経VIは17.11と上昇。日経平均採用銘柄のPERは13.01倍でEPSは1,706億円。
シカゴ225先物終値は大証日中比180円安の22,000円。ドル円の110円台が効いての下落。

25日線(22,500円)、75日線(22,481円)、200日線(22,393円)ともに上向きながら下向きそうな気配。200日線の1年9ヶ月ぶりの下向きを前にココは上回って起きたいところだ。52週線(22,033円)は死守したいし26週線(22,163円)も重要だ。一目均衡の雲の上限は22,256円、下限は22,067円。ボリンジャーのマイナス2σが22,022円。マイナス3σは21,783円だ。

気学では「前場高いと後場へかけて下押すこと多し」。これは該当せず。むしろ明日の「安値にある時は急伸することあり」に思いを馳せたい日。どこかで日本株の「業績と株価のアンバランスの見直し」が入ることに期待したい晩夏だ。

 

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