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寄前「PER13倍割れからの反発期待」
週明けの日経平均は急落。トルコ問題からの警戒感が市場に蔓延した格好となった。日経平均は一時447円下落。4日続落での下落幅は約800円。TOPIXは1,700ポイント割れ。マザーズ指数は1,000ポイント割れで1年7ヶ月ぶり安値と全面安となった。
値上がり銘柄数191(前日491)、値下がり銘柄数1,884(前日1,541)。新高値銘柄14(前日35)、新安値銘柄380。騰落レシオは99.35まで低下した。
8月SQ値22,655円に対しては2敗。NT倍率は12.98倍。25日線(22,487円)からのかい離はマイナス2.8%。25日線は75日線(22,480円)を上抜けたままだ。
200日線(22,386円)からのかい離はマイナス2.4%。松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.710%(前日▲8.901%)。買い方▲13.171%(前日▲11.167%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.76%。買い方▲22.35%と圧倒的な格差だ。空売り比率は48%と3月23日のバッケンレコード50.3%に接近。
日経VIは18.94まで上昇。日経平均採用銘柄のPERは12.87倍(EPSは1,698.32円)と13倍割れ。PERの13倍割れと200日線を下回ることが今年の相場反発の条件ではある。加えればボリンジャのマイナス2σ水準の21,990円を割れ込んだことも同様か。
シカゴ225先物終値は大証日中比145円高の22,035円。安値は21,825円、高値は22,150円だった。
気学では仏滅の今日は「前後場足取りを異にして動く。逆バリで駆け引きせよ」。大安の明日は「人気に逆行して動く日」。木曜は「前場高いと後場へかけて下押すこと多し」。そして金曜が「安値にある時は急伸することあり」。先は長い。