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NY「一応トルコ懸念を通過したがダウは4日続落」
2018/08/14
週明けのNY株式市場でNYダウは4日続落。7月下旬以来3週間ぶりの安値水準となった。背景は世界株式の下落要因となったトルコ情勢への懸念。
素材やエネルギー、金融など景気敏感株を中心に売りが優勢の展開。ただ自律反発狙いや値ごろ感からの買いもありNYダウは一時反発した場面もあった。
「トルコ情勢が比較的早い時期に落ち着けば米景気や企業業績への悪影響は限られる」という見方もある。
IT関連セクターに牽引されて買い優勢で取引開始したが昼前には失速という感じだ。アマゾンは上場来高値を更新したがNASDAQ総合は続落。
夏季休暇の真っ最中ということに加え主要経済指標の発表もなく市場は様子見感の強いリスクオフの状態。
10年国債は一時2.84%まで低下した後2.88%。ドル円は110円台後半での推移。VIX(恐怖)指数は14.76%と上昇。
SKEW指数は159.03と昨年3月17日以来の水準に上昇。