個人投資家向け 株価情報NAVI

マーケット情報
日本 日経平均株価 40,168.07-594.66 (03/28 15:15)
ドル/円 米ドル/円 151.40+0.13 (03/29 03:05)

株ニュース

寄前「良いとこ取りの後」

2018/07/17

金曜の日経平均株価は前引け295円高、大引け409円高。一時504円高まであった。
採用銘柄のファーストリテの好決算評価で寄与度プラス126円。ソフトバンクが11連騰で寄与度38円。
値上がり銘柄数1547、値下がり銘柄数473。新高値40銘柄、新安値64銘柄とここはイビツが継続している。前々週516円下げて前週は約809円上昇。

日経平均は25日移動平均を回復。5月高値から7月安値にかけての下落幅の半値戻りも達成した。75日線や、26週線、 13週線など、主要な節目を上抜けた。一目均衡表では日足、週足ともに雲の中から上に浮上。形は悪くない。

週足では4週ぶりの陽線。SQ値22,452円35銭ははるかに上回った。NTレシオは13.06倍に上昇。25日線(22,324円)からは1.2%のプラスかい離。200日線(22,202円)からは1.8%のプラスかい離。騰落レシオは80.73%。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.646%。買い方▲11.781%。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲23.06%(前日▲23.97%)。買い方▲21.09%(前日▲21.08%)。空売り比率は39.7%と20日ぶりの40%割れ。日経VIは16.19。

日経平均のPERは13.31倍に上昇。EPSは1,697円まで戻してきた。
少し気になるのは日銀の動向。資金供給量(マネタリーベース)の増加にブレーキがかかってきた。6月は前年同期比33.6兆円増。異次元の金融緩和が始まった2013年4月以来の低い水準となりピーク時から6割減少。国債購入減などの影響だが少なくともポジではない。

シカゴ225先物終値は大証日中比60円安の22,540円。高値は22,715円、安値は22,525円とほぼ安値水準での終値だ。「週末のSQで良いとこ取りの残渣」という声も聞こえないではない。3日続伸もさることながら今年9回目の3日連続日足陽線に期待したいところ。

気学では「不時高を見る日。 押し目買い方針良し」。

 

TOP