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NY「6日ぶりに反落」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って6日ぶりに反落。
利下げ期待が高まった一方で米国債利回りが上昇。注目ポイントは業績から金利に移行した格好。
ビットコインが一時8万5,000ドルを割り込んだことも投資心理を冷やした。
ウォルマートは0.9%、ターゲットは0.8%上昇。
半導体設計支援ソフト大手シノプシスが4.9%高。エヌビディアが20億ドルの出資を発表した。
サイバーマンデーに当たる1日の米オンライン売上高は前年比6.3%増の142億ドルに達する見通し。
ウォルマートのSparky(スパーキー)やアマゾンのRufus(ルーファス)といったAIツールが登場。
昨年比で米国の小売サイトへのAIによるトラフィックは670%増加する見込み。
感謝祭翌日の金曜日(ブラックフライデー)の米オンライン小売売上高は前年比9.1%増の118億ドル。
過去最高を更新した。
11月のISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.2。
前月の48.7から低下し9カ月連続で50を割り込んだ。市場予想は49.0だった。
新規受注指数は47.4と前月の49.4から低下。過去10カ月のうち9カ月で50を下回った。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.561%に拡大。
10年国債利回りは4.904%。1日の上昇としては7月中旬以来最大。
5年国債利回りは3.665%。2年国債利回りは3.532%。30年国債利回りは4.740%。
ドル円は155円台前半。
WTI原油先物1月限は前日比0.77ドル高の59.32ドル。
金先物2月限は前日比19.80ドル(0.47%)高の1オン ス=4,257.30ドル。
ビットコインは6%安の8万5,464ドル。再び9万ドルを割り込んだ。
2021年の暗号資産の急落時以降で最悪となった11月の下げが継続。一時6.1%下落。
1日の下落率としては1カ月ぶりの大幅安
11月に記録した8カ月ぶり安値の8万553ドルに迫っている。
11月は1万8,000ドル以上下落し、21年5月以降で最大の下げ幅となった。
ビットコインは現在、株式市場との相関性が高まっている可能性がある。
イーサは6%近く下落し2,845ドル。11月は22%値下がり。2月(32%下落)以来の大幅安となった。
ビットコインを裏付け資産とするETF)は11月に過去最大となる34億3,000万ドルの資金流出。
年初来では210億ドルの純流入。
SKEW指数は145.04→143.00→144.86。
恐怖と欲望指数は23→23。
昨年7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。11月21日が6。

