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寄前「株安の水曜日とドットフランク法改正の綱引き」

2018/05/23

昨年までの火曜に戻ったかのような展開。前場の日経平均は1円安だったが後場に下落幅を拡大して42円安と反落。そして23,000円割れ。前場大幅高のユニー・ファミマが後場に急落。下落寄与度33円だったのが象徴的だった。

東証1部の売買代金は2兆1,437億円と2兆円台キープ。「一段と商いが萎むようならいったん調整」という声もある。残念ながら新高値は78銘柄と2ケタに減少。もっとも5日線(22,889円)にサポートされた上昇が継続。25日線からは2.3%のプラスかい離。騰落レシオは124.53%。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.758%。買い方▲6.665%とほぼ変化なし。5月18日時点の信用買残は前週比544億円減の3兆3,086億円。減少は5週連続。約4ヶ月ぶりの低水準ではあるが絶対水準は高い。

信用売残は97億円増の8,232億円。ただマザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲21.71%と今年最大のマイナス。買い方は▲14.21%だ。「新興市場はマザーズ指数・ジャスダック平均とも底打ちが期待できそうなチャートの形」という指摘もある。空売り比率は40.6%と上昇。40%割れは2日連続でストップした。

日経VIは14.21まで低下。昨年12月25日以来の水準。日経平均採用銘柄のEPSは1,657円でPERは13.85倍。14倍には23,198円が必要だ。75日線(21,938円)は1日4円の下落幅。200日線(21,696円)は1日15円の上昇幅。その差はあと10日あまりで逆転する可能性がある。

シカゴ225先物終値は大証日中比25円安の22,935円。今年4勝14敗の水曜日。3月20日以降3日続落なしのリズムなら今日で下げ止まり。気学では「始め高いと後安く、逆に下寄りすると後場高し」。今日は久々に気学期待。

ボリンジャーのプラス2σ水準23,147円にタッチすれば2月2日の23,122円の窓埋め完了。下はプラス1σの22,795円がサポートだ。

ワシントンでは日本時間早朝に金融規制改革法(ドッド・フランク法)の改正法案を可決。リーマンショック後に導入された規制の緩和となる。規制緩和によって経済成長を押し上げると約束していたトランプ政権にとっては大きな勝利となる筈。これを地球上で最初に咀嚼し消化するのは東京市場。明日のNYを先取りして欲しいものだ。

 

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